図説 日本妖怪大全 水木しげる

毎日暑いですね。今日から夏の高校野球が始まりましたね。毎年色んなドラマがありますが、今年はどこが優勝するのか楽しみです。もう一つ夏の風物詩といえば、怪談。もちろん上ったり下りたりする方ではなく、怖い話の方です。水木しげるさんといえば、「ゲゲゲの鬼太郎」や朝ドラの「ゲゲゲの女房」でドラマ化されたことで有名です。どちらもみてました。水木さんが描く妖怪は、どこかユーモラスで愛嬌がありますね。「日本妖怪大全」は、子どもも大人も楽しく読めます。子どもの頃、あらゆる図鑑を見るのが好きだったので、少し童心に帰れました。いわゆるキャラクター図鑑みたいで、ポケモン妖怪ウォッチの原点なのではないかと思います。小学生の頃か、ビックリマンチョコのおまけのシールを集めるのが、流行っていたのを思い出しました。図鑑には、子どものロマンがつまっているのですね。妖怪は、確かに雪女みたいな怖い妖怪もいれば、小豆洗いやたんころりんみたいに怖くない妖怪もいます。こなきじじいや砂かけババアもいらっしゃいました。普通に読み物として読んでいると、ルーツは、昔話で、民俗学シャーマニズムに通じるところがあり、伝承されて今に語り継がれる民話の要素が大きいです。不気味な中にも、人間の業や悲しみ苦しみにも繋がるところもあり、考えさせられる部分もあります。随所に水木さんの戦争体験の話もあり、創作活動のルーツになっているのかもしれないと感じました。羊羮はようかんで食べましょう。

もう8月

今日から8月です。今年も残すところあと5ヶ月で終わってしまいます。早いものですね。Time is fly.もしくは光陰矢のごとしですな。最近のBGMは、蝉の鳴き声です。約六年間、土の中ですごし、脱皮して晴れて蝉になれたと思ったら、一週間で一生を終えてしまいます。あの夏の暑さを演出している蝉の鳴き声は、命の叫びだったんですね。子どもの頃、おばあちゃんの家の庭で、蝉の脱け殻や死骸を虫かごに集めてよく遊んでいました。クマゼミは羽が透明で、アブラゼミは、羽が茶色ということを自然の中で学んでいました。つくつくぼうしは、少しサイズが小さめだったような・・・ 。鳴き声に独特なリズムや節があって、起承転結がある鳴き声が印象的です。まだまだ暑い日が続きますが、熱中症に気を付けて下さい。水分、栄養、睡眠をしっかり補給しましょう。

自炊生活のすすめ

元々、そんなに料理は得意な方ではないし、好きでもない。映画の「ジュリーアンドジュリア」のように365日、毎日作った料理をブログにアップする生活に憧れるも、わざわざ写真を撮るのが面倒くさいし、毎日作る気力もなかった。きっかけは、アトピーの悪化により、ステロイドを服薬していることだった。毎日痒みに襲われる生活は、ストレス以外の何者でもない。自分の人生から、痒みがなくなれば、どんなに幸せかと思った。そして、ネットでアトピー克服談を検索する。当たり前だけど、シンプルに心に刺さった解決法は、規則正しい生活をして、掃除を丁寧に行い、自炊生活を続けていたら、自然と治った。という意見だった。薬のおかげで回復した状態を維持したいのと、副作用のリスクを軽減するためにそうするしかなかった。そう決心して、自炊生活に切り替えた。昼食に昨日の夕飯のおかずを弁当にしたら、節約にもなった。作ってみたいレシピを検索するのは、楽しい。自然と野菜の摂取量も増えた。肌の調子もよくなり、痒みも軽減し、間食も減った。あいかわらず、手際は悪いし、調味料はその日の気分で適当にいれている。丁寧にやろうと思うと続かないので、簡単なものばかり作っている。それがいいのかもしれない。人間、食べることで元気にも幸せにもなれるものなんだと思った。最近、イライラするし、やる気もでないとか、なんとなく疲れている時は、自炊生活をオススメします。体調もよくなるし、気持ちも前向きになります。自然と体も動かしたくなり、ダイエット効果も期待できますよ。食べることは生きること。

塗り絵の効能

人に聞かれて困る質問の一つに趣味が挙げられる。飽き性で何をしても長く続けるられたためしがない。そんな私が一年以上続けているのが、大人の塗り絵である。「塗り絵なんて子どものあそびでしょ?」なんてあなどることなかれ。塗り絵の効能について調べたら、心にも体にもいいことだらけなんです。1、瞑想と同じような効果が得られる。ずっと無心にやり続けることで、頭の中が空っぽになり、瞑想している時と同じ状態になれるそうです。2、脳トレになる。手や指を使うことで、脳に刺激が行き渡る。脳が活性化する。どこに何色を塗ろうかなど、色のバランスを自然に考えるようになる。なので、子どもの発達は勿論のこと、認知症や脳疾患にも効果があるそうです。3、癒し効果。オシャレで素敵な塗り絵のバリエーションが豊富なので、その図柄やデザインに癒しがある。リラックスも出来て、自律神経も心も整っていく。リラクゼーション効果バッチリ。 おまけに場所も選ばないし、お金もかからない。クリエイティブな部分も発揮され、生活や人生にも感覚が研ぎ澄まされ、あらゆる場面において、センスも発揮されるかもしれません。そして何より、趣味を聞かれ、それなりに答えられ、うんちくも多少は言えるので、咄嗟に聞かれた時、助かります。趣味とは、探すものではなく、自然と続けているなのかもしれませんね。

おそろし 三島屋変調百物語事始 宮部みゆき 著

夏といえば怖い話、怖い話しといえばミステリー、ミステリーといえば宮部みゆきさん。ある辛い出来事をきっかけに、心を閉ざし、黙々と仕事をすることで日々をやり過ごしているおちか。叔父の伊兵衛が営む袋物問屋「三島屋」に身を寄せ働いている。いわゆる伊兵衛は、おちかにとって保護者的な存在であり、メンターである。伊兵衛がドクターなら、おちかは患者ということになる。さまざまな人達の心の傷が悲しい結末に導かれる話しにおちかは引き込まれていく。そして自らの重くて辛い過去と照らし合わせていく。それを見守る伊兵衛叔父。曼殊沙華におちか自身を重ね合わせたり、まるでユーミンの「魔法の鏡」の歌詞を思わせる、邪恋と悲恋が合わさったような話が印象的でした。また、おちかの心を重く苦しめる恋のもつれが巻き起こす悲しい事件は、ただただ悲しくなります。人間の業は、どこまでも深くおそろしい。そして、死んだ人間よりも生きている人間の方が怖いのは、毎日のニュースをみればよくわかります。

修行僧❔

私は、かなり内向的で、人と関わるよりは、一人で部屋でまったりと引きこもっているのが好きです。アウトゴーイングな人を目指して、頑張ってコミニケーションを取ろうと努力はしてみたものの、自分を偽って無理しているのが見え見えで、却って周囲から煙たがられました。パーティーピーポーのように、シャンパン片手に社交性を発揮する場所は自分には無理だと悟りました。ある行動心理学のサイトで興味深い記事を見つけました。いわゆる引きこもりと言われる人がいて、一人で部屋にこもるのが好きで、人と関わるのは、なんとなく億劫。座禅や瞑想をするのが好きで、神秘的なものや、宗教的ないわゆるスピリチュアルな精神世界にひかれる人は、前世では修行僧であった可能性が高いというものです。現世でそのような生活をしていれば、前世での記憶が甦り、前世と同じように生活しているのかもしれない。という内容でした。隠者のタロットカードをのように、内にこもることで癒されるタイプの人間が、コミニケーションスキルの高さを求められるのは、ストレス以外の何物でもない。修行僧人生いいではないですか? 自分を知ることで、ストレスフリーな人生目指しましょう☺

とりあえずブログ始めました。

徒然なるままに日暮し。気楽な隠居生活は、まだまだ先になりそうですが、ずっとやりたいと思っているブログを初めてみることにしました。冷やし中華はじめました。的なノリですみません。どんな内容になるかは、未定ですが、日記や雑記張のようにテーマはフレキシブルで、割りと自由張に書いたフリーペーパーのようなものになると思います。独りよがりで個人的な雑誌です。毎日更新しようとすると続かないので、書き留めたいと思ったタイミングでアップします。日々が更新されていきますように。Up to you ‼