人生を変える「習慣」の力 斎藤孝 著

習慣とは、一朝一夕で身に付くものではなく、努力して、自らの意思で身に付けるもの。ルーティンは、日常のストレスを減らし、自信をつけるために必要なもの。時間に対する概念を変えることで、時間に追われることはない。そうわかっていても、面倒くさいときもあるし、疲れている時もある。確かに何にどのくらい時間がかかるのか、自分が集中して物事に取り組める時間はどのくらいなのかを把握することは、時間の管理に繋がる。また、やることをチェックリストにすることや、メモをとること、手帳を活用することで、やるべきことを忘れないようにする。仕事や生活において、現代社会はスピーディーさが求められる。マイペースな人間には、生き辛い世の中になってきた。自分の行動や仕事を見直して、習慣化できることはルーティンにして、ストレスを減らしてしまえば、少しはパソコンのヘッダーやフッターくらいの余白はできるかもしれない。習慣化することで、足るを知り、ストレスに負けない柔軟な強さを身に付けよう。